映画『チャン・クイン』

イントロダクション

本作「チャン・クイン」は、ベトナム史の逸話である歴史上の人物をテーマにした作品。ベトナムを代表するドー・ドゥク・ティンが監督・脚本をつとめる。
「権力を貪り悪行を繰り返す男」と、「権力を欲せず愛する人のために正義を貫こうとする男」の戦いを歴史的な景観や美しい自然とともに壮大なスケールで映し出した、歴史映画がここに誕生した。
一人の女性を愛し、救うために、権力に立ち向かい何度も勝負を挑む男を演じたクォック・アンと、旅を共にする相棒的な存在を演じたチャン・タン。二人の凸凹コンビが繰り広げる展開に、くすっと笑わせられ、軽快かつ練られたコメディ感が心地良い。
朝廷や宮廷を舞台に、権力や癒着・不正に真っ向から勝負を挑み強者に立ち向かう姿、そして、愛する人を守り、幸せにしたい一心で幾多の逆境を乗り越えていく姿は、見応えたっぷり、観るものの心を掴んで離さない。

ストーリー

お騒がせ者だけれど、村の子供たちから人気があり、頭脳明晰で聡明な“クイン”は、学問の師匠である“ドアン先生”の娘“ディム”に恋をする。一方、幼い頃、同じくドアン先生に師事していた《王の子弟》 “チン・バー”は、強欲傲慢な男。権力を振りかざしディムを無理やり自分の妻にしようとするも、それを拒まれたことに激昂し、師であるドアン先生に無実の罪を着せ、牢獄で監禁する。
クインとディムはドアン先生の無実を証明しようと、親友の“サム”とともに、公平な裁きを求めるも、チン・バーと癒着している役人によって退けられ、クインとディムの2人は、捕まってしまう。『クインの危機には“サム”が参上!』が合言葉のサムの助けを借りながら、二人は牢獄から抜け出し、正当な裁きを宮廷に直訴すべく、3人の逃亡劇が始まる。しかし、その道中でもチン・バーの追手は止むことなく、3人は幾度となく、苦境に立たされる。何としても正義を貫きたいクインは、朝廷が認める役人になり、起死回生の逆転を狙うも、《王の子弟》というチン・バーの切り札を封じることができない。
クインは、権力を貪る巨悪に立ち向かい、ドアン先生を救い、愛するディムを守ることができるのか?!
同門の友であるクインとチン・バーとの因縁の対決の結末はいかに・・・!

キャスト・スタッフ

出演
クォック・アン
チャン・タン
ニャー・フーン

監督・脚本
ドー・ドゥク・ティン

予告編

劇場情報